「エンジニアやってて才能ないわけないでしょ!?」って言われる。
これは、本当によく言われます。
トヨタ系のエンジニアだった経歴だけを見ると、なんだかすごく「デキる人」に見えるみたいなんですよね(笑)。
でも正直に言うと、私はいわゆる“オールマイティにできる優秀な会社員”とは真逆でした。
数学とか、構造を考えることだけは得意だったんですが、それ以外はポンコツで、
- 報・連・相
- 社内調整
- 飲み会の立ち回り
- 空気を読んで忖度する
みたいな、いわゆる「会社員スキル」は壊滅的でした。
(それで何度怒られたことか。。。)
今日は、そんな凸凹なスペックを持つ私が、
なぜ会社というレールから外れ、副業という森に迷い込み、
最終的に「委託販売」という“安全装置”にたどり着いたのか。
その思考のログ(記録)を、少しだけお話しさせてください。
もしあなたが、
- 頑張っているのに報われない
- 自分には何かが欠けている気がする
と感じているなら、この話はきっとあなたのためのものです。
1. 「才能」の正体と、致命的なバグ
私の「スペック証明書」をQC的(品質管理的)に分析すると、かなり偏ったパラメータが見えてきます。
幼少期の話ですが、私は小1の時に引き算のやり方を授業で聞いていなくて、テスト本番で
「足し算がこう動くなら、逆はこうなるはずだ」
と勝手にアルゴリズム(法則)を推測して解いたことがありました。
結果は満点。ある先生からは「天才肌だ」と言われたことがあります。
でもこれ、裏を返せば
興味のあること(構造解析)以外は全く聞いていない
という、ある意味、致命的な欠陥(バグ)でもあったんです(笑)。
大人になってもそれは変わりませんでした。
エンジニア時代、現場の工具の刃こぼれをなくすために他社の事例をTTP(徹底的にパクる)して、年間1000万円の利益を出したことがあります。
「構造の穴」を見つけて、パズルを解くように改善するのは大好きでした。
ただ、会社員として求められるのは「一点突破のパズル攻略」だけではありません。
- 上司の機嫌を損ねないような報告のタイミング
- 関係各所への根回し
- マルチタスクでの並行処理
私はこれが、死ぬほど苦手でした。
ひとつのことに没頭したいのに、横から
「あの件どうなった?」「会議の資料は?」と差し込まれると、
脳の処理速度が一気に落ちてフリーズする。
周りが当たり前にできている「平均的な業務」が、私にはどうしてもできない。
「エンジニアなんだから優秀なんでしょ?」というレッテルと、
「ポンコツな現実」とのギャップ。
この「期待値と実績値の乖離」が、私を少しずつ追い詰めていきました。
2. 「靴下が履けない朝」と、構造の崩壊
決定打になったのは、会社からの「要求の暴走」でした。
私が1000万円の利益改善をしたことで、皮肉にも
「あいつならもっとできる」と評価されてしまい、
通常のキャパシティを超えた5つ目のプロジェクトをねじ込まれたんです。
もちろん、断れませんでした。
私には
- 嫌われたくない
- 期待に応えなきゃ
という、会社員特有の(そして私の弱さでもある)マインドブロックがあったからです。
朝8時に出社して、帰宅は深夜2時。
睡眠時間は3時間を切り、頭の中は常にタスクのテトリス状態。
それでも、
自分が頑張ればなんとかなる
これは成長痛だ
と自分に言い聞かせていました。
でも、身体は正直でした。
ある朝、出勤しようとして靴下を履こうとした瞬間です。
身体が動かない。
そして、その場で嘔吐しました。
熱があるわけでも、お腹を壊しているわけでもない。
ただ、脳みそではなく身体が
「ストップ!!この構造は危険だ!!
これ以上進むと壊れる!!」
と、緊急停止ボタンを押したんです。
診断結果は「うつ病」。
そこで初めて気づきました。
これは、根性でどうにかなる問題ではなかったんだ、と。
私が壊れたのは、私が弱いからだけではありません。
「要求が制御されない構造(ブラックな環境)」に、
「断れない性格のパーツ(自分)」を無理やり組み込んでいたからです。
これは、設計ミスによる「バグ」でした。
バグがあるプログラムを気合で動かし続けても、いつか必ずクラッシュする。
当たり前のことなのに、私は自分自身でそれを証明してしまったのです。
3. なぜ、今の本業(工場勤務)のままじゃダメなのか?
その後、私は休職を経て異動し、今は現場の作業員として働いています。
エンジニア時代の激務とは違い、定時で帰れるし、責任も重くない。
いわゆる「ホワイトで安全な環境」です。
「なら、そのままでいいじゃないか?」
「わざわざ副業なんてしなくても、幸せなんじゃないか?」
そう思われるかもしれません。
でも、ここでもまた「バグ」が発生しました。
今の職場は安全ですが、私にとっては「退屈という名の猛毒」でした。
私は本来、
- パズルを解いたり
- 仲間と「モンハン」みたいに強敵(課題)を倒してハイタッチしたり
するのが好きな人間です。
ところが今の職場は、事なかれ主義で、ベクトルがバラバラ。
「余計なことをするな」
「言われたことだけやれ」
という空気が流れています。
これはQC的に見ると、「改善の余地があるのに放置されている生産ライン」を見せられているようで、正直ムズムズして仕方がないのです(笑)。
それに、何より怖いのが「再発のリスク」です。
- もしまた、会社の方針が変わって激務になったら?
- もしまた、「お前ならできるだろ」と仕事を押し付けられたら?
私は自分の性格を知っています。
きっとまた、断れずに頑張ってしまうんじゃないか。
そしてきっとまた、靴下が履けなくなる日が来るのではないだろうか。
だから確信しました。
会社というOSだけに依存している限り、
私の人生の主導権はずっと他人の手の中にある。
自分を守るためには、会社以外の場所に、
「自分でコントロールできる、壊れない構造」を持たなければいけない。
そう考えて、副業という選択肢に向き合うようになりました。
4. そしてたどり着いた「委託販売」というチート構造
そこで始めたのが副業です。
最初はAmazonのカメラ転売や、中国輸入、ポイ活など、いろいろ手を出しました。
しかし、ここでまた私の「ポンコツ属性」が顔を出します。
- 梱包・発送作業が面倒で部屋が段ボールまみれ(家族からの冷ややかな視線…)
- お客様からのクレーム対応でメンタルが削られる(豆腐メンタルなので…)
- リサーチに時間をかけすぎて、本業中に眠くなる
「このままだと、また壊れる」と感じました。
私が本当に求めていたのは、「稼げる仕事」だけではなく、
「壊れない仕事」だったのです。
私の凸凹な能力(一点突破は得意だけど、事務作業やマルチタスクは苦手)を補ってくれる仕組みはないか?
そう考えていたときに出会ったのが、今の「中古ブランド×委託販売」というモデルでした。
エンジニア的な視点で見ると、これはものすごく理にかなった「構造」をしています。
- 私のタスク(得意領域):
「仕入れ」だけ。利益が出る商品をリサーチして、ポチる。
これは私が得意な「パズル攻略」とほぼ同じです。 - 苦手なタスク(ボトルネック):
写真撮影、出品文作成、顧客対応、梱包、発送。
ここは全部、プロ(銀座パリス)に丸投げ(委託)する。
違法でも裏技でもなく、
「得意な人が得意な部分を分担する」だけの、まっとうな分業モデルです。
私がうつ病になった原因は、「全部自分でやらなきゃ」と抱え込んだことでした。
でもこのモデルには、最初から
「苦手なことは、自分より得意なシステムに任せる」という、
QCでいう「標準化・外注化」が組み込まれていました。
これなら、私のように
- 対人スキル低め
- マルチタスク苦手
というタイプでも戦えます。
むしろ、「一点突破」が得意なオタク気質の人間こそ、
一番輝けるフィールドなのでは?
そう直感しました。
5. 結論:私たちは「優秀」じゃなくていい
今は、本業の工場勤務を続けながら、副業で月30万円ほどの利益を安定して出せるようになりました。
作業時間は、仕入れと発送準備を合わせて月数時間程度。
仕入れた商品を箱に詰めて委託先に送れば、あとはプロが販売まで進めてくれます。
もちろん、最初からずっと楽だったわけではありません。
初期はリサーチに時間がかかったり、数をこなして検証したりと、地味な積み重ねもありました。
それでも今振り返って思うのは、私がこのブログを通して伝えたいのは、
「月◯◯万稼げます!」「誰でも簡単!」という話ではなく、
自分のスペック(特性)に合った構造を選べば、
ポンコツでも人生は攻略できる
ということです。
エンジニアだから優秀なのではありません。
誰にでも「バグ(苦手なこと)」はあるし、「仕様(得意なこと)」もあります。
大事なのは、無理して苦手なことを克服して
「平均的な優秀な社員」を目指すことではなく、
自分のバグが暴れないような「環境(OS)」を、
自分で選び直すこと
だと、今は考えています。
私が選んだ「委託販売」は、私にとって
- 精神安定剤であり
- 強制冷却装置であり
- 人生のセーフティネット
のような存在です。
苦手な作業を切り離してくれたおかげで、
私は今、久しぶりに「仕事が楽しい」と感じられています。
もしあなたが、今の場所で「自分はダメだ」と感じているなら。
それはあなたの能力が低いからではなく、単に
「接続しているシステムが合っていないだけ」
かもしれません。
私の経験や、この「委託販売」という選択肢が、
あなたの人生の「エラー」を解消するヒントになれば、とても嬉しいです。
(※委託販売の具体的な仕組みや、どんなステップで始めていくかは、こちらに詳しくまとめています👇)
中古ブランド物販×銀座パリス委託販売

中古ブランド物販×委託販売で、副業月30万円を目指すエンジニアあがりの工場作業員ツカサです。
元トヨタ系エンジニアとして現場改善に取り組む中、評価と引き換えに仕事が雪だるま式に増え、睡眠3時間以下の生活が続いた結果、ある朝「靴下が履けない」ほど心身がクラッシュし、うつ病と診断されました。
この経験から、私は「根性で頑張る働き方」ではなく、要求が暴走しない“壊れない構造”を選ぶことを最優先にするようになりました。
現在は、本業の工場勤務を続けながら、中古ブランド品の仕入れだけに集中し、出品・販売・発送は銀座パリスに委託するモデルで、副業でも自分と家族の心と時間を守れる働き方を実験・発信しています。
このブログでは、「壊れやすい性格だけど、副業で人生を立て直したい」という過去の自分と同じような方に向けて、うつからの再起のリアルと、会社員でも無理なく再現できる物販の仕組みづくりをお届けしています。
副業や委託販売についてもっと知りたい方、今の働き方に不安がある方は、LINEから気軽にご相談ください。できる範囲で一緒に「壊れない副業設計図」を組んでいきましょう。


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